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広がれ 生活支援ボランティアの輪 !!

掲載日 : 2024-01-18

こんにちは、地域福祉部地域福祉係です。

皆さんは「生活支援ボランティア」ってご存知でしょうか。
「生活支援ボランティア」とは、地域住民が自発的・主体的に行なっている非営利の活動です。
地域で安心して暮らしていけるよう公的サービスだけではまかないきれない地域のニーズを解決するために有償・有料で、話し相手、家事援助 (庭木の剪定、障子張替え等の援助を含む)、身体介護、デイサービス、給食サービス、送迎サービスなど様々なサービスを提供しています。

当会には「しまね住民参加型在宅サービス団体ネットワーク」という生活支援ボランティアを行う団体のネットワークがあります。
ネットワークでは、地域の方々の助け合いの輪を広げるため、また、自分も何かしたい、こうした団体を立ち上げてみたいと思っている方のヒントとなるよう研修会を開催しました !

研修会は、1 月 16 日 (火)、出雲市の平田福祉館で「広がれ 生活支援ボランティアの輪 !! 」と題して開催しました。
基調講演の講師は、自らのたすけあい活動をされている中で琉球大学の講師も務められている特定非営利活動法人 地域たすけあいの会 副代表理事の田中将太氏です。

地域包括ケアシステムの基礎知識から地域たすけあいの会の活動、団体の強みや弱み等、幅広い内容についてお話しいただいた後、参加者の皆さんで情報交換を行いました。

情報交換では
「生活支援ボランティアを集めるために車にマグネットシートを貼って PR している」
「オープンチャットができるようになればニーズとボランティアを繋ぎやすいかもしれない」等、
活動のヒントとなる内容がどんどん話し合われ、参加者から「もう少し時間が欲しいと思うくらい有意義な時間だった」との声がありました。

みんなで助け合える住みやすい地域をつくるためには、こうした輪を広げていくことが非常に重要だと感じました。
今後もその輪を広げていけるよう、次年度の研修会も企画していきたいと思います !

写真①
しまね住民参加型在宅サービス団体ネットワーク代表幹事 熊谷氏より激励をいただきました。
写真②
田中講師の幅広い内容を分かりやすくまとめた講義。
写真③
「宴もたけなわ」という言葉が出そうになるほど、多くのお話が飛び交った情報交換♪