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正解がなく、違いがあることが生み出す価値とは ?

掲載日 : 2024-01-25

こんにちは。石見支所です。
くにびき学園では様々なテーマの活動について、座学だけでなく現地へ出かけて現場を見学したり実践者からお話を伺う『現地学習』があります。
今回のテーマは石見神楽です。

午前中は、社会福祉法人いわみ福祉会が運営する『神楽ショップくわの木』へお邪魔し、蛇胴や衣装の制作現場を見学し、職員の方からは制作事業の立ち上げから現在までの経緯などを伺いました。
こちらでは障がいのある方と地域の方が一緒になって、衣装制作などの細かい作業を分担し、多くの行程を経て一つ一つの衣装や道具作りに取り組んでおられます。
福祉の分野が地域の伝統文化とその産業を支えていることを学びました。

午後は神楽面職人と石見神楽社中の方からのお話を伺う座学を行いました。

「昔やっていたことを今やると、逆に新しい」

「伝統を守る社中、客ウケの良い演出を追求する社中、いろいろあっていい。それも石見神楽のおもしろさの一つ」

など、とても示唆に富むお話であり『正解がない』『違うことを認め合う』という観点からみると、地域づくりにも通じるお話でした。

くにびき学園
https://www.kunibiki-gakuen.jp/

【参加者募集中】地域づくり出会いのひろば ミニ
https://www.kunibiki-gakuen.jp/news/195

【写真 1 】子ども用の蛇頭を被らせてもらってはしゃぐ学園生
【写真 2 】神楽ショップくわの木の作業場の様子
【写真 3 】午後の座学の様子