掲載日 : 2018-12-06
こんにちは、生活支援部定着支援係です。
矯正施設に収容された人の中には、家庭環境に恵まれないことや
教育レベル・知的能力の問題などから、コミュニケーション能力に欠け、
社会環境に適応できないままに生活困窮に陥り、万引きや無銭飲食などの
犯罪を繰り返す障がい者や高齢者が相当数みられます。
「地域生活定着支援センター」では、刑期終了後に必要な福祉的支援などに繋げ、
地域の中で安心して暮らせるよう支援を行っています。
12 月 3 日 (月) 松江市において、福祉の支援を必要とする矯正施設退所者に対する
理解を深めることを目的に「罪を犯した人の支援に携わる福祉関係者のための研修会」
を開催しました。
研修会では、滋賀県社会福祉士会会長「中川英男」氏を講師に、講義や演習を通じて、
犯罪行為のあった人をどのように理解し、地域社会で受け止めていくのかについて学びました。