掲載日 : 2020-07-01
こんにちは、地域福祉部地域福祉係です。
現在、様々な場所や場面を想定しながら、新型コロナウイルス感染症に対する対応や工夫が模索されています。
「今もし災害が起こったら、私たちの生活はどうなるのだろう…。」誰も経験したことのない状況下で、普段以上に心配ごとや不安が募ってしまいます。
本会では、大雨などによる災害の発生が懸念される時期を前に、『新型コロナウイルス感染が懸念される状況における災害 VC 設置・運営の考え方 (ガイドライン) 』を策定しました。
6 月 26 日 (金) に開催した【緊急】新型コロナウイルス感染が懸念される状況における災害ボランティアセンター設置・運営に関する勉強会では、市町村社協職員が参加し、「支援者が感染を広げないこと」「支援者の安全を確保すること」を遵守しながら、「被災された方に必要な支援をどのように届けるか」について考えました。
災害 VC の基本的な心構えや考え方について、講師の山下弘彦氏 (日野ボランティアネットワーク) にご講義いただき、後半では参加者同士で現在の市町村社協の状況等について意見交換を行いました。
コロナ対策をとるのか、支援をとるのか。もちろんどちらも譲れませんし、何が正解ということも言えないと思います。
状況に応じた柔軟な対応力と平時からの検討により、いざという時に関係機関と協働できる体制を築いておくことが大切だということは、コロナ禍に限ったことではありません。
災害ボランティアセンターにおいて「大切にすべき視点」と「可能な対応」について、改めて考える機会となりました。