掲載日 : 2020-11-30
こんにちは。長寿社会振興係です。
くにびき学園東部校では、11 月 17 日 (火) に現地学習として美郷町を訪れました。
美郷町職員の安田亮さんから、獣害対策から始まった 20 年にわたる地域おこしの取り組みを「一頭のイノシシからはじまった
地域おこしの 20 年~人おこしからの " 山くじら地域ブランド " ~」と題してお話しいただくもので、前週の事前学習に引き続き、
熱く語っていただきました。
現地学習ですので、安田さんの他にも地元の方から直接お話を伺うことができ、イノシシ革製品づくりをされている「あおぞら
クラフト」や農産物生産グループ「あおぞらサロン」の安田兼子さんをはじめメンバーの皆さん、鳥獣害対策や農作物管理の
指導役を担っておられる井上雅央さん、イノシシ肉の加工をされている株式会社おおち山くじらの皆さん……たくさんの方に
ご協力いただきました。
「住民活動から始まったから今があり、行政から始まっていたらこんなにいろんな会社や団体・人が関わっていなかったし、
続いていなかった」という安田亮さんの言葉や、「『やりたい ! 』という周りの声があったからやっただけ」と穏やかに語られる
安田兼子さんのお話が印象的でした。
学園生からは「地元の方の楽しそうな顔や話し方に感動した」「発想の転換による地域おこしが実感できた」等の感想がありました。
イノシシ革製品やイノシシ肉の缶詰の販売もしていただいたり、あおぞらサロン畑を見学させていただいたりと、盛りだくさんで
充実した一日となりました。
【写真左】 あおぞらサロン畑では、地元の方も一緒に記念撮影。晴天に恵まれました。
【写真中】 多様なデザインのイノシシ革製品 (学園担当者も購入しました !)
【写真右】 みさと館町民ホールをお借りして講義を受けました。