お問い合わせ一覧

森林保全の大切さを次世代へ

掲載日 : 2021-03-15

こんにちは。長寿社会振興係です。

くにびき学園東部校 3 月 9 日の講義は「森林保全の大切さを次世代へ」の現地学習でした。
午前中は松江市の楽山公園で NPO 法人 もりふれ倶楽部が実施されている、森の再生作業について、同法人事務局長の野田 真幹 (まさより) さんから説明を受けました。
以前は、遊歩道のすぐそばまで茂っていたという樹木が適度に伐採され、木漏れ日が射し込む優しい森になっていました。
また単純に伐採するのではなく、公園に隣接する住宅のプライバシーも考えながら手入れをしているとの説明も受けました。
午後からは「松江市宍道ふるさと森林公園」に行きました。二組に分かれ、森林を満喫しながらの遊歩道ウォーキングと、樹木の皮を用いた紙すきとを、1 時間ずつ交互に体験しました。
ウォーキングでは、結構な高低差のある遊歩道を学園生の方々はスイスイと歩いていて、座学だけではわからない、新たな一面を垣間見ました。
紙すき体験は、材料をミキサーで混ぜたり、仕上げはアイロンで乾かしたりと、短時間でできるよう工夫されていて、杉の皮の薄い赤茶色をした趣きのある紙が完成しました。
まさに、体験に基づく実践活動となったようです。