お問い合わせ一覧

体験から学ぶ福祉教育

掲載日 : 2021-11-09

こんにちは、地域福祉係です。
本会では、島根県福祉教育推進協議会の委員とともに、学校や地域で取り組まれている福祉教育の視察をしています。先日訪問した浜田市立長浜小学校では、3 年生の総合的な学習の時間に、パラリンピック競技の一つである「ブラインドサッカー」体験をしていました。
子どもたちは、視覚障がいについてのお話を聞いた後、アイマスクをする人とガイドをする人の立場を体験し、「わかりやすく伝える工夫」「相手の立場に立って考えること」「協力・助け合いで力が発揮できる」ということを学びました。楽しい体験活動の中には、普段の生活の中で活かしていきたい気づきがたくさんありました。
この授業を担当されたのは、島根初のブラインドサッカーチーム「島根オロチビート浜田」代表者の拝上さんです。浜田市社協主催のサマーボランティアスクールでのご縁から、学校で取り組む福祉教育にもご協力いただくようになったそうです。様々な活動に福祉教育の視点を取り入れると、新たな交流が生まれたり活動が充実したりするだけでなく、あたたかさが循環する地域づくりにも繋がっていくということを感じました。
視察にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。