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「身の丈」と「持続可能性」

掲載日 : 2021-11-18

こんにちは ! 石見支所です。

くにびき学園前期課程 (1 年目) の“地域を知る”現地学習として、美郷町に行ってきました。

午前中は、同町吾郷地区の集会所をお借りして、地元の婦人会の方からお話を伺いました。
最初に、おおち山くじらブランドのこれまでの取り組み (歴史) をまとめた紙芝居を鑑賞。
地元の女性グループ『青空クラフト』が製作しているイノシシ革の製品を展示販売していただいたり、「普段のゆっくりとした雰囲気を感じてほしい」ということでお茶もいただきました。
その後、婦人会代表の安田氏から、おおち山くじらブランドと婦人会の活動の歴史や活動について、お話していただきました。
学園生の中には、地域の婦人会が数年前に解散したところもあり、婦人会を継続するコツを質問したところ、安田氏からは、

「まずは、やれることからやってみて、あとは楽しむこと」

と、とてもシンプルな回答をいただき、学園生は深く頷いていました。
身の丈にあった、持続可能な地域活動のコツかもしれません。

昼食をはさんで午後からは、『 100 歳になっても楽しめる畑づくり』をコンセプトに、地域の婦人会で管理している“実験圃場”に移動。
美郷町で長年獣害対策を指導されている井上氏から、獣害対策の基本的な考え方をお聞きし、その後婦人会の方から圃場の説明を受けました。
30 期生は山間地で野菜や果樹を育てている方も多く、育て方や獣害対策について熱心に質問をしていました。

▼豊かな人生の学び舎 くにびき学園
https://www.kunibiki-gakuen.jp/

【写真】
1 枚目:『青空クラフト』が製作しているイノシシ革製品を展示販売していただきました
2 枚目:おおち山くじらの紙芝居を鑑賞
3 枚目: 婦人会の皆さんが管理している『実験圃場』を見せていただきました