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盲導犬の主張 (R4 同行援護従業者養成研修基礎課程より)

掲載日 : 2022-05-26

こんにちは。研修係です。
以下代筆しました。


私はリオ、10 歳。もうおばあちゃんです。
毎年同行援護の研修に参加してきましたが、引退するので今年が最後です。
写真は気楽に居眠りしてるわけではなく、ユーザーが対談している間、足元で静かにじっとしている任務。

街中で健気に働く私を見て、なでたり声を掛けたりしたいのはわかるけど、
元来人と遊ぶのが大好きな私たちは、そうされると気が散って、ユーザーの安全を守る任務に集中できなくなってしまう。
だから、見かけても「頑張ってるね」って静かに見守ってほしい。
でも信号の色はわからないから、教えてくれると助かります。

ある日突然病名を告げられ、目が徐々に見えなくなり、自由がなくなる恐怖。
それは誰にでも起こりえます。だから、みんなが私たちや視覚障がいのことを正しく知ってくれたら、その分だけ街は歩きやすくなるのになあ。


日本盲導犬協会 HP
同行援護とは→ 昨年 12.22 の記事 もご覧ください