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みんなの幸せしか勝たん社会

掲載日 : 2023-12-13

こんにちは、地域福祉部地域福祉係です。

12 月 8 日 (金) に出雲市立南中学校で行われた福祉教育の視察に行かせていただきました !
はじめに年を取るということや介護の仕事、そして「福祉」について座学で学び、その後高齢者の疑似体験を行いました。
座学では、「介護や福祉にとって大切なことは関心を持つこと」と話され、「みんなの幸せしか勝たん社会にすること=社会福祉」と中学生にも受け入れやすい言葉で授業が行われていたことが印象的でした。

高齢者疑似体験では「立ち座りコーナー」「文字を見るコーナー」「レジ体験コーナー」の 3 つのコーナーについて、高齢者疑似体験セットを装着して体験しました。
特に今年度新設されたレジ体験コーナーでは軍手をした状態で小銭を出すのですが、やはりなかなか上手く出すことができません。
小銭を全部カウンターに出してから、一つ一つ何円かを見て会計をして……と目も感覚も上手く利かない状態の難しさが分かりました。
体験をしたことで「もし同じ場面を見たらこんなお手伝いができるかもしれない」という気づきにもつながりました。

ちなみに「○○しか勝たん」という言葉は、Z 世代マーケティング会社 株式会社 AMF が実施している 2020 年上半期の JC ・ JK 流行語大賞コトバ部門で 1 位を獲得した言葉。
流行してから 3 年以上が経過し、中学生もそろそろ Z 世代からα世代へと世代が移り変わっていきます。

福祉教育で大切なことをα世代に伝える時はどんな言葉・体験へと変化していくのか。
毎年進化していく福祉教育の今後も楽しみとなるような素敵な授業でした。


(出雲市社会福祉協議会 HP)
https://izumoshakyo.jp/
★介護の基礎的講座については、出雲市立第二中学校でされた時の様子も公開されています。

(出雲市立南中学校ブログ 介護の基礎的講座紹介ページ)
https://blog.izumo.ed.jp/minami-chu/2023/12/post-116.html
★今回の授業以外にも、写真付きで日々の学校の様子が紹介されています !