こんにちは、地域福祉部地域福祉係です。

12 月 14 日 (木) に東京都で認定 NPO 法人全国こども食堂支援センター・むすびえ主催の
「2023 こども食堂全国箇所数調査発表会」がありました。
そちらに当会の子ども食堂コーディネーターが招待され、発表を行いました。

発表会では、こども食堂が過去最大に増え (1,768 箇所増加)、全国で 9,131 箇所となったと報告がありました。
この数は全国の中学校数とほぼ並び、社会のインフラとしての役割が期待されていること等が話されました。

島根県は、昨年度の同調査における増加率で全国 1 位、今年度は充足率 (人口比) で全国 5 位となっています。
こうした良い結果となった理由は、子ども達のために食堂をという食堂開設希望者の方の思いがあったことはもちろん、
令和 3 年度に当会が「しまね子ども食堂ネットワーク」を立ち上げ、
県域における子ども食堂の中間支援を行ってきたことも一因として挙げられています。

「しまね子ども食堂ネットワーク」では、子ども食堂の開設希望者にアドバイザーを派遣する仕組みや情報交換会の開催等、
立ち上げ支援だけではなく子ども食堂のつながりができるようなきっかけづくりも行っています。
発表会では、当会の子ども食堂コーディネーターより
「立ち上げを通して、食支援だけではなく居場所づくりや地域の活動の活性化につながった」
という子ども食堂から広がった地域づくりについてもお話しさせていただきました。

県内の子ども食堂の約半数は、当会が関わってコーディネーターとして訪問したり、
課題等をお聞かせいただき解決方法について一緒に考えたりすることで立ち上げにつながっています。
“自分たちの思いがつまった食堂”“この地域のための食堂”という思いを実現できるよう、
これからも微力ながら力添えをしていきたいと思いますので、
何かしたい ! と思った方はぜひ「子ども食堂ネットワーク」までご連絡ください !

★しまね子ども食堂ネットワーク HP
https://www.shimane-kodomo.jp/

★認定 NPO 法人全国こども食堂支援センター・むすびえ HP(箇所数調査発表会開催報告)
https://musubie.org/news/8040/

(画像 1 枚目) 記者発表会と一般の方向けのオンライン発表会の様子です。
(画像 2 枚目) 当会のコーディネーターからも島根県のエピソードをお話ししました。
(画像 3 枚目) 発表会の参加者でパチリ。子ども食堂の取り組みについて情報交換することもできました。