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地域の老人会・祖父母の方と一緒に畑づくり、ふれあい交流 (社会福祉法人 慶照学園 けいしょう保育園)

1. 社会福祉法人 慶照学園 けいしょう保育園

地域の老人会・祖父母の方と一緒に畑づくり、ふれあい交流

2. 経緯、きっかけ

いろいろな世代の地域の方と触れ合い、知恵を学び、感謝の気持ちやおもいやりの気持ちが育ってほしいと思い交流しています。

3. 取り組み内容

< 畑づくり >

  • 夏野菜・さつまいもの苗を一緒に植え、さつま芋の収穫を一緒に楽しんでいます。
    子どもたちが育てやすく馴染みのある、キュウリ、トマト、ミニトマト、ナス、ピーマン、オクラ、さつま芋等を植える。
  • 子どもたちは、植える前にお年寄りの方が土を耕したり均したり、畝を作るところを見たり、杭を立てて網をかけたりするところを見て、お年寄りの知恵を学びます。
    苗を植えるときは、一緒に手を添えてもらい、植え方を教わっています。
  • 畑が完成した後は、肩たたき等のふれあい交流を楽しんでいます。
  • 秋のさつま芋の収穫では、活動の前に子どもたちが抜きやすいようにマルチを剥いでもらったり、ムカデなどの害虫がいないかを確かめてもらったりしています。
  • 収穫時には、子どもたちが蔓を引っ張りやすいようにサポートしてくださり、土の中に埋もれなかなか掘れない芋を一緒に掘ったりしてかかわっていただいています。掘ったさつま芋は、数を数えたり形比べや重さ比べなどをしたりしています。
    また、子どもたちが洗ったさつま芋をおばあちゃんたちが切って湯がいてくださり、一緒に味わい収穫の喜びを共有しています。
    (今はコロナ禍のため、芋を持ち帰っていただいています)

< ふれあい交流 >

  • 子どもたちとお年寄りの方と一緒にミニ運動会をしてふれあい交流する。
  • お年寄りの方でも無理なく楽しめる競技を工夫し、時には子ども対お年寄りの競技も取り入れ、より盛り上がるような雰囲気を作りました。そして、最後にはペアでふれあいダンスをすることで、お互いの気持ちが温かくなり笑顔あふれる交流となりました。お別れの時は、手と手を合わせタッチでお見送り。「ありがとうございました」「またきてね」と気持ちを伝えました。お年寄りの方も「たのしかったよ」「またくるよ」と笑顔で答えてくださいました。

4. 評価、課題、展望

  • 野菜作りに関しては、お年寄りのさまざまな知恵を間近で見ることができ、そのすごさを実感することが出来ました。家庭であまり見たことのない鍬や木槌、のこぎり等を自在に使いこなし、見る見るうちに畑が出来上がっていく様子を見ることは、なかなかできないことなので、子どもたちにとって見ているだけでワクワクするような体験であり、更に食育体験にも繋がっています。
  • ふれあい交流は、お互いが無理なく楽しめる活動であり、楽しみながら心温まる交流になっているので、今後もこれらの交流を続けていきたいと思います。

5. 組織の概要

名称 社会福祉法人 慶照学園 けいしょう保育園
法人本部所在地 島根県隠岐郡海士町大字海士 3980-31
経営施設種別  
電話番号 08514-2-0540
ファックス番号 08514-2-0808
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