地域の老人福祉施設訪問でのふれあい交流 (社会福祉法人 慶照学園 けいしょう保育園)

地域の老人福祉施設訪問でのふれあい交流

核家族の家庭が多く、また、I ターンの方も多くお年寄りと触れ合うことの少ない現状お年寄りの方と触れ合うことで、いたわりの気持ちやおもいやりの気持ちが育つよう、また、お年寄りの方には、元気な可愛らしい子どもたちの姿を見ることで、気持ちが和み元気になったり、昔の記憶が蘇えり懐かしむ気持ちに繋がったりしてほしいと思い交流しています。

6 月と 12 月の 2 回に分けて、地域の 3 施設に訪問交流に出かけています (主に年長児)

• 6 月には、歌や手遊びを披露したり、手遊びをしながら体に触れたりして肩たたきなどをしています。
• 12 月には、自園の生活発表会で発表した「島前神楽」「新・海士町音頭」「キンニャモニャ」の地域の伝統芸能を披露したり、歌や手遊び、ふれあい遊びなどをしたりして交流しています。

3 施設それぞれの持つ施設の雰囲気があり、子どもたちは様々な環境に慣れ、お年寄りの中にも元気な方がいれば少し元気のない方、自分で動くことのできない方等いろいろな健康状態のお年寄りがおられることを知ることが出来たと思います。お年寄りの方からは「元気をもらった」「見ているだけで元気になる」「踊りを観ていると昔が懐かしい」等の声が沢山聞かれました。子どもたちには、自分たちと交流することで、おじいちゃん、おばあちゃんたちに少しでも元気になってもらいたいという気持ちが育ち、お互いが気持ちを通わせることが出来た交流になっていると思います。
課題としては、今は年に 2 回の交流ですが、気軽に交流でき、交流の回数が増えるようになればいいと思っています。