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法人内ボランティア組織 「恵寿ボランティア」活動の実施 (社会福祉法人 恵寿会)

1. 社会福祉法人 恵寿会

法人内ボランティア組織 「恵寿ボランティア」活動の実施
~フワフワの大判焼きに刻まれた地域との温かい絆~
30年以上前から続く法人内ボランティア組織

2. 取組のきっかけ

社会福祉法人恵寿会の「恵寿ボランティア」組織は、かれこれ 30 年以上前に設立されたと聞きます。始まりは、障害者支援施設出雲サンホームにおいてご利用者のための夏祭りや文化祭の際に、喜んで頂こうと「大判焼き」を提供したことからでした。そのうち、近隣地域のイベントでも是非販売して欲しい ! ということで、日頃からお世話になっている地域の皆様との交流も含め、本格的に機材を揃え、出店を始めました。

3. 取組内容

主たる取組は地域イベントでの「大判焼き」販売です。近隣地域や学校等の夏祭りや文化祭など様々な場面で出店販売を行なっています。販売スペースなど一定の環境条件にもよりますが、その場で焼きたての大判焼きは季節に関わらず大人気、多い時には 800 個以上を 3 時間ほどで売り切るほどです。
コロナ禍前はイベントが重なることもあり、やむを得ずお断りするようなこともありました。そしてこの 3 年、地域イベントは新型コロナウイルスの蔓延によって中止となり、大判焼き出店も全く行なうことが出来ませんでした。
ただ、「恵寿ボランティア」は大判焼き販売だけではありません。以前から地域の清掃活動へ参加したり、自主的に施設周辺のゴミ拾いや道路清掃活動なども行ないます。
これら「恵寿ボランティア」の活動は全て職員のボランティアとして実施しています。つまりは、職員は休みの日にボランティア活動の一環として参加しているのです。更に、大判焼き販売の収益金の一部は、全国で起きた災害の際に寄付金とさせてもらっています。
焼きたての大判焼きは季節に関わらず大人気!
作っている職員もボランティアで参加しています。
施設周辺の道路のゴミ拾いを行います。
通学路にもなっている歩道の草取り作業です。

4. 評価・感想、地域・参加者の声

福祉に携わる者として、ボランティア精神の醸成をはかることを目的としてスタートした「恵寿ボランティア」、30 年以上の長きにわたり続けられたのは、その思いを共有してくれた恵寿会の職員と、大判焼きをいつも楽しみにして頂いた地域の方々の温かい気持ちがあったから。これからもお互いに支え合う存在でありたい、そう願って数年ぶりに大判焼き機に火が点くのを待ち望んでいます。

5. 名称等

法人の正式名称 社会福祉法人 恵寿会
法人の所在地 島根県出雲市神西沖町 1313
運営施設 障害者支援施設 出雲サンホーム
特別養護老人ホーム サン・スマイル
認可保育園 出雲サンサン保育園
電話番号 0853-43-3201
ファックス番号 0853-43-2030
URL https://www.keijukai.jp/