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地域づくり・社会参加
地域における公益活動
各法人の公益的な取組の実践事例を紹介しています。
地域の要支援者に対する相談支援 (6事例)
事例一覧
社会福祉法人あけぼの会
ハッピースマイルプロジェクト
現在の子育て家庭を取り巻く環境の変化を考慮し、地域における未就園児とその保護者を対象に、在宅での子育てに関する相談や親子同士の交流を支援する場を提供し、就園する際の負担軽減につながることも期待して取組を始めました。
社会福祉法人有隣会 特別養護老人ホーム 梅里苑
ほほ笑み みんなの食堂交流事業
学校医から、「最近の小・中学校の子どもたちに元気がない」との話を聞き、法人で何か活動ができないか検討した結果、子どもたちが幅広い年代の皆様とコミュニケーションを図りながら、多様な活動を通じて元気になる居場所を運営することとなりました。
運営に当たっては、地域と子どもの繋ぎ役として、少し上の先輩 (大学生・高校生) や地域の皆様にボランティアとして参加いただき、交流活動を展開しております。
また、雲南市・雲南市教育委員会に後援等名義使用の承認をいただき、雲南市社会福祉協議会及び民生児童委員協議会の協力をいただいて実施しています。
社会福祉法人 暁ほほえみ福祉会
「カレー屋イッタク」~みんなでつくってみんなで食べよう~
近隣地域では、お弁当にインスタント食品や菓子パンを持参する子どもたちも少なくなく、親の就職環境や相対的な貧困が子どもたちの食に影響を及ぼしていることを感じていました。
貧困についてはとても複雑でさまざまな要因がまじりあっているため、根本的解決方法を見つけるのが難しいかもしれませんが、難しいことは一旦脇に置いて、美味しいカレーをみんなでつくって、おなかいっぱいみんなで食べよう !! というコンセプトのもと、とりあえずここへ来た大人と子どもが、声を掛け合いながら楽しくカレーを作り、みんなで一緒にテーブルを囲むことができたらという思いで始めました。
親同士・子ども同士・大人同士、誰もがゆるやかにつながる場になり、小さなことでも相談しあえる関係性を構築していけたらと考えています。
雲南市社会福祉法人連絡会
くらしの安心を支える 身近でなんでも相談窓口ネットワーク事業
平成 28 年 4 月の社会福祉法改正にともない、地域における公益的な取組、いわゆる地域貢献活動とは何かを学び合うため雲南市内 14 の全ての社会福祉法人は顔合わせを行いました。島根県社協や行政の支援もあり全法人で一緒に取り組むこととなりました。平成 29 年 3 月 5 日には雲南市社会福祉法人連絡会設立総会を開催し発足に至ります。それから目玉活動を決めるにあたり数回の検討会を経て、災害対策、ひきこもり支援、総合相談などの中から話し合いによって見出しの活動を選びました。
そして、この活動に関わる各法人の担当者は押付ではなく納得して活動を展開する必要があったため、3 回の研修会を経て令和元年 8 月 2 日から正式に開始しました。
社会福祉法人 江和会
地域子育て家庭相談の場『うさぎ山こども園 (ぴょんぴょん) 』
子供達はもちろん子育て中の家庭を取り巻く環境は大きく変化してしまい、核家族化や少子化問題などから子育て家庭、特に母親にとっては孤立感や不安感が増している現状です。この現状から地域にとって必要とされる園 (福祉施設) を目指したいという思いとも重なり、お母さん達の育児の悩みを誰かに聞いてもらいたい・相談したい、少しだけ子供を預けて自分の時間をもちたい・リフレッシュしたい等々、母親にとっても子供にとっても安心できる場所を平成 30 年 4 月に園の設立と同時に『ぴょんぴょん支援室』として在宅の親子さんが集う場所を設けました。
社会福祉法人 慶照学園 けいしょう保育園
海士町子育て支援センター「つぼみ」の取り組み
平成 19 年 4 月「けいしょう保育園」が開設され、翌月 5 月 1 日より海士町子育て支援センター「つぼみ」が開設されました。保育園入園前 (未就園) の親子さんの集う場所が不足しており、家で一人子育てを頑張っている親子さんに利用してもらい、集う中でお母さん同士顔見知りになり友だちの輪が広がったり、先輩お母さんに話を聞いたり、担当の支援員から子育ての悩みについてアドバイスをもらったりと、安心して子育てができる環境を整えてあげたいという思いで子育て支援をしています。