令和 3 年 9 月、海潮小学校で出前講座を行いました。コロナ禍が継続しており、施設代表の職員 1 名で出かけ、小学 3 年生及び 4 年生を対象に実施しました。
特別養護老人ホームに来たことがない児童がほとんどで、「簸の上園では、どんな人がどんな風に生活されているのか?」「介護って、具体的にはどういうことをしているのか?」など、子どもたちにもわかりやすいように資料を作成しました。出前講座では、施設概要のほか、居室や浴室、洗面所といった建物、施設で調理する様々な形態の食事について、画像を使って説明しました。また、施設での利用者の方の生活風景を動画で視聴することで、実際に施設に見学に来てもらったような雰囲気を味わってもらい、さらに、子どもたちに実際に増粘剤を使ってお茶にとろみをつけてもらいました。
子どもたちからは、「うちのお父さんもボランティアに行ったことがあるって言ってた!」「近所のおばあさんがおられるみたい!」など、施設と地域とのつながりを感じる声が聞かれました。また、出前講座で感じたことを子どもたちに絵にしてもらいましたが、その絵があまりにすばらしく、簸の上園の新しいパンフレットの挿絵として使用させていただきました。
令和 3 年度出前講座の様子
令和 3 年度出前講座・とろみ付け
簸の上園新パンフレット
海潮小学校児童の絵