本運動は、保育園で作っている給食の、調理中に出る生ごみや残食・残飯を生ごみ処理機に入れて、たい肥を作って活用する運動です。たい肥にする方法は、バイオ分解式・生ごみ処理機 (バチルス属という自然界の菌と混ぜ合わせる) を活用しています。調理中の生ごみや残飯を、約 10kg 処理機に投入します。24 時間後には分解・減量され、この時点で原形はほとんどなくなります。分解を続け 48 時間後には、投入量の 1/5 ~ 1/10 の量でたい肥が完成します。例えば、10kg を投入すると 48 時間後には、1 ~ 2kg のたい肥が出来ます。たい肥には「窒素・リン酸・カリ」が含まれます。
たい肥の活用方法は、①生ごみから生まれる環境教育。②園児や職員教育の一環として、地球にやさしい環境教育、ごみ減量化の促進をめざす。③限りある資源のムダをなくし、地球環境を守るために、幼児期からの意識づけを保育園で行う。④法人並びに保育園で作っている農作物や植物の肥料としての活用。⑤肥料の無料配布による地域のお花・野菜いきいき運動。(園児保護者、高齢者施設ご利用者、あすなろ第 2 保育園近隣住民、園がある高松地区のコミュニティセンター、来客者、主旨に興味のある方…等) ⑥自然を大切にするリサイクル。(保育園の厨房から生ごみゼロ作戦の開始) ⑦リサイクルの大切さを園児や職員も一緒に学べる。等幅広く活用しています。
処理中の様子
園児によるプランター植え付け活動