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支え合いは地域の外待雨

掲載日 : 2024-06-25

6 月 15 日 (土)、浜田市の石央文化ホールで「災害ボランティアセンター (以下、「災害 VC 」) 運営者養成講座」を開催しました。今回の研修では、行政・社協職員に加え、くにびき学園生など幅広い立場の方、30 名に受講いただきました。

はじめに、大田市社会福祉協議会から令和 5 年度豪雨災害時に立ち上げた災害 VC について報告していただきました。「重機の運転等、ボランティアや地域の方に頼れるところをお願いした」等の話から、ボランティアや地域の方と一体となって被災者支援にあたったことがうかがえました。

日野ボランティア・ネットワークの山下講師の講義では、様々な事例から災害時の困りごとや支援を「わがこと」として考えました。自分が被災したら何に困って、どんな支援をしてもらいたいか。そのために平時からできることは……と考えると、大田市のように地域で「支え合う」ことが非常に重要です。

タイトルの「外待雨 (ほまちあめ)」とは地域に局所的に降り恩恵を与える雨のこと。
これからの雨の季節、どの雨も災害ではなく恵みの雨となることを祈ります。


本会ホームページ「災害ボランティア」


▼画像の説明 (左から)
1 枚目:大田市社協の実践報告では「災害 VC 閉所後も切れ目のない支援」が行われていることを話されました。
2 枚目:様々な立場の方と話したことで「そんな困りごともありますね ! 」と色々な気づきが得られました。
3 枚目:近年話題になるペットとの避難についても「熱帯魚の場合は ? 」等、深堀りして考えました。