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プロフェッショナル ~ CSW の流儀~

掲載日 : 2024-07-16

皆さん、コミュニティソーシャルワーク (CSW) って聞いたことがありますか ?
CSW は、地域で課題を抱える人たちに対して、福祉をはじめとする多職種がチームで個別支援を行うとともに、地域に暮らす誰もが住みやすい環境になるよう、新たな社会資源の開発や仕組みづくりを行うこと。つまりは、地域福祉を推進するために必要不可欠な考え方であるということです。

島根県社協では、CSW の考え方を県内の福祉関係者に広めるため、毎年「コミュニティソーシャルワーク実践基礎研修」を企画し、7/5 ~ 6 に前期課程を開催しました。
講師を務めるのは、特定非営利活動法人 日本地域福祉研究所 理事長の宮城 孝先生。地域福祉研究の第一線で活躍する情熱あふれる先生です。

前期課程では、講義で CSW の基礎を学び、ひとり親家庭の事例をもとにして受講者が新たな取組み開発に向けて意見を出し合いました。個別支援と地域開発を一体的に考える CSW は、とても濃い内容ではありますが、それだけに受講者の学びも深いものになっていると感じます。

この研修は、社協職員や病院・施設の相談支援員、スクールソーシャルワーカーなど様々な現場で活躍する専門職が受講しています。本会は、研修を通して、あらゆる分野で CSW の考えを持った「プロフェッショナル」の養成に努めます。


島根県社会福祉協議会ホームページ「地域福祉を進める人材」